家族と歩いた場所で、過去の縁にもう一度出会う旅|想い出の距離

9月25日から28日まで、家族5人でソウルへ行ってきました。

5人がそれぞれの生活を持つようになるまで、あと少し。

今回は韓国の秋夕と重なっていたため、いつものソウルとは少し違いました。

行きたかった店が休みだったり、街の雰囲気も普段とは違っていたり。

それでも、以前家族で訪れた店をいくつか訪ねることができました。

今年4月、長女が社会人になりました。
この夏には長男も就職活動を終え、来春から社会人になります。
残る学生は、次男だけになりました。

そんなことを少しだけ意識しながら、今回は韓国勤務時代にお世話になった方々には連絡をせず、家族だけで3泊4日のソウルを楽しむことにしました。

家族全員で海外旅行をする機会も、これから少しずつ減っていくのかもしれません。
今回が最後になるのかもしれない。
そんなことを少し思いながら過ごした4日間でした。

振り返ってみると、この旅で心に残っているのは「最後だったかもしれない」ということよりも、7年ぶりに「久しぶりですね」と声をかけてもらったことや、以前のことを覚えていてくれたことでした。

家族との時間が変わっていく一方で、過去に出会った人との時間は、思いがけないところで続いている。

今回のソウル旅行は、そんなことを感じる4日間になりました。

家族人で訪れたソウルで、7年という時間を越えて、自分たちのことを覚えていてくれる人に再び出会ったこと。

【サムギョプサル】

約7年ぶりに訪れた店で、『あなたを覚えていますよ。お久しぶりですね。お元気でしたか?』という思いがけない言葉に迎えられました。1年間だけ住んだ麻浦という街のアパートの向かいにあった食堂でした。そのアパートは全600世帯のうち約100世帯が日本人という珍しいアパートでした。勤務先の転居に伴い、ひと駅離れた孔徳に引越してから年に一度程度の利用でしたが、久しぶりに訪れたご褒美のような言葉でした。

【タコキムチ】

5月の訪韓で初めて行ったタコキムチの店に今回も行きました。

以前、タッカンマリ店までの道案内をしてくれた店主さんが、

「タッカンマリはもう食べましたか?」と覚えていてくれた。

そして今回は、

「家内の手作りのキンパを一緒に食べましょう」と、ご自身の奥様が作ったキンパを振る舞ってくれた。

人生を編む縦の糸も横の糸も、決して規則的で綺麗に仕上がっているわけではないですが、長年の彩りや温かさには長けているように感じました。

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