📷思い出

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家族と歩いた場所で、過去の縁にもう一度出会う旅|想い出の距離

9月25日から28日まで、家族5人でソウルへ行ってきました。5人がそれぞれの生活を持つようになるまで、あと少し。今回は韓国の秋夕と重なっていたため、いつものソウルとは少し違いました。行きたかった店が休みだったり、街の雰囲気も普段とは違ってい...
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また会いましょう、その言葉を持ち帰りました。

韓国を離れて、もう6年以上になります。それでも今回の旅で改めて思いました。私が持ち帰ったものは、お土産でも思い出でもありません。人との縁は、時間が経っても消えてしまうものではなく、育ててきた時間の分だけ、静かに残っていくものなのだと知りまし...
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「住んでいた頃には見ることのなかった景色」

ソウルでの団体旅行は続いています。ソウルには6年近く暮らしていましたが、南山タワーに登ったことはありませんでした。暮らしていると、有名な場所ほど「いつでも行ける」と思ってしまうものです。今回は招かれた旅だったからこそ、その「いつでも」が「今...
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祝われる日と、覚えられていた店

旅の2日目が、偶然にも私の誕生日でした。特別な予定があるとは思っておらず、いつもの団体行動の延長として席に着いていたところ、食事の終盤で、静かに場の流れが変わりました。韓国支社で共に働いた人たちも含めて、40人ほどが集まる席で、ひとつの記念...
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かつていた場所を、招かれる側として歩く旅。

6月末の4日間、約1か月ぶりに韓国に行ってきました。今回は、仕事でも私的な旅行でもなく、かつてのお客様に招かれての団体旅行でした。どこで何をするのかも詳しくは知らされず、流れに身を委ねる4日間。知っているはずの街を、知らなかった角度から歩く...
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呼ばれる側になった、ということ

結婚式の案内状は、届いていませんでした。だから今回の渡韓は、最初から「招かれた」という感覚とは少し違っていました。それでも、行くか行かないかを考えるたびに、胸のどこかに引っかかるものがありました。今年1月、仕事で韓国を訪れた際、新婦の父が、...
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距離が縮んだ先にあったもの

韓国駐在中は、慶事や弔事に立ち会う機会が少なくありませんでした。それは、儀礼やセレモニーというより、ひとりひとりの「人の歴史」に触れる時間だったように思います。喜びや哀しみは、言葉よりも、その眼差しや佇まいに、はっきりと表れていました。いた...
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翌日に書く一通の礼状が、自分を支えていた

韓国での仕事を振り返ると、自分には決定的に足りないものが多くありました。ハングルは流暢ではなく、市場理解も浅く、現地で積み上げた実績も、まだありません。では、何ができたのか。その答えのひとつが、礼状を書くことでした。酒席の翌日、前夜の振る舞...
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負け続けた酒席で、なぜ嫌われなかったのか

韓国に赴任して間もない頃、お客様への着任挨拶には、必ずと言っていいほど酒席が伴いました。私は現地法人の代表という立場ではありましたが、実際には社員に同行してもらい、お客様との時間を共有させていただく側の人間でした。酒の飲み方も、場の空気も、...
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「結局は人対人」 韓国で教えられた仕事の信頼

赴任直後、諸手続きの合間に始まった着任挨拶。主要なお客様への訪問には、必ず会食がありました。酒席では、相手の人となりを知る時間が流れていました。スプーンでご飯を食べていると、お客様が自然におかずを乗せてくれる。お酒は正面を向かずに飲むのが礼...
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手書きのお礼状から始まった関係

韓国で働き始めた頃、会社には日本語から韓国語への翻訳を担当するパート社員の方がいました。商品説明書やパンフレットなど、細かなニュアンスが求められる仕事を、長年支えてくれていた方です。私は日本にいた頃から、面談をしたお客様には手書きのお礼状を...
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韓国での暮らしは、こんな偶然から始まった

海外で暮らすということは、語学や文化に慣れる以前に、自分の「暮らし方そのもの」を問い直される時間でもありました。韓国で過ごした6年間は、決して特別な毎日の連続ではありません。仕事をして、食事をして、疲れて帰る。そんなごく普通の生活の中で、少...
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兄(ヒョン)

「ヒョン」と呼ぶのは、簡単なことではなかった。年上の男性をそう呼ぶには、年齢差だけでは足りない。仕事や立場を超えた関係があって、何より、こちらが自然にそう呼びたいと思えることが前提だった。韓国で暮らしていた頃、私には「ヒョン」と呼んでいた人...
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『食口(しっく)』という言葉を、後になって思い出す

その言葉を聞いたのは、いつもの昼のカムジャタンだった。特別な話をしていたわけではない。仕事の合間の、取りとめのない会話の流れで、同僚の一人がふと口にした。「私たちは食口ですよ」食口(しっく)。同じ釜の飯を食べる人。生まれた国は違っても、家族...
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カムジャタン

知り合いがソウルを訪れる、と聞くと必ず勧め、およそ全員がリピーターになる食堂があります。 韓国で暮らしていた頃、必ず週に一度は、同僚とお昼に通ったトマタリカムジャタン。大きな鍋に入った骨付きの肉、ほろほろと崩れるじゃがいも、赤く見えるスープ...